2019-06-06 第198回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
当時の運輸省におきましては、御指摘の平成元年の調査報告書を踏まえまして、同年、日本自動車工業会に対しまして、オートマチック車、AT車の急発進等による事故防止のための装置の取付け等を要請し、これを受けて自動車メーカーにおいて各種の対策が講じられたところでございます。
当時の運輸省におきましては、御指摘の平成元年の調査報告書を踏まえまして、同年、日本自動車工業会に対しまして、オートマチック車、AT車の急発進等による事故防止のための装置の取付け等を要請し、これを受けて自動車メーカーにおいて各種の対策が講じられたところでございます。
そういう中で、前回も指摘をさせていただきましたけれども、これ平成元年の、旧運輸省交通安全公害研究所が出したオートマチック車の急発進・急加速に関する試験調査報告書では、今後、AT車がますます普及する、まあ、今普及がかなりされておりますけれども、運転者の多様化が進むことが予想されるので、ペダル配置も含めた人間工学的配置に基づく車両の構造の在り方について引き続き検討を行うことが望まれるとされておりました。
国土交通省におきましては、高齢運転者の事故防止対策としまして、衝突被害軽減ブレーキでございますとか、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などの先進安全技術を搭載しました安全運転サポート車、いわゆるサポカーにつきまして、官民を挙げまして啓発を図ることによりましてその普及促進に取り組んでいるところでございますが、このうちオートマチック車を対象にしましたペダル踏み間違い時加速抑制装置につきましては、自動車の安全性能
オートマ車の事故に関しましては、かなり古いんですけれども、平成元年、この頃にも随分オートマのそれこそ構造上の欠陥ではないかという指摘もありまして、オートマチック車の事故に関する急発進・急加速に関する試験調査報告というものをまとめております。この調査の結果はどのような分析の結果となったんでしょうか。
今の御答弁の中でもありますけれども、オートマチック車の普及というのはやはりこういった坂道発進のときに非常に楽だとか安全だとかということなわけですけれども、資料の左下の、ちょっと小さいんですけれども、図を御覧いただきたいと思います。
オートマチック車につきましては、一九六〇年代にはアメリカで普及し、その後、ヨーロッパや日本で普及してまいりましたが、特に日本におきましては、坂道発進が容易となることや変速操作が不要になることによりハンドル等の運転操作に集中できることの利便性等がユーザーに認知をされまして急速に普及が進み、昭和六十一年には、新車乗用車におけるオートマチック車の割合が五七・一%と初めて五割を超えて、マニュアル車を上回る状況
いわゆるオートマ限定免許は、道路交通法第九十一条の規定により、運転することができる自動車をオートマチック車に限定する条件を付した運転免許です。 したがって、オートマ限定免許を有する方がマニュアル車を運転した場合には、道路交通法第九十一条の規定により都道府県公安委員会が付した条件に違反して自動車等を運転したこととなります。
いわゆるオートマ限定免許を有する方については、このような運転技能を有していることが確認できておらず、安全に運転することができないおそれがあることから、運転することができる自動車等をオートマチック車に限定する条件を付しております。
また、普通免許を取得する際の自動車教習所の教習におきましては、オートマチック車の特性に応じた操作等をカリキュラムの一つとして定めておりまして、具体的には、段差を乗り越える際にアクセルを強く踏むと急発進して事故につながることや、後退時は、バックするときには運転姿勢が変わるものですから、ペダルの踏み間違いに注意を要することなどについて教習が行われているところでございます。
実は、運転手不足の背景がどこにあるかということをトラックの専門家に聞くと、今オートマチック車になってしまったために、クラッチ車両になれずに乗用車でデビューした人が、大型のクラッチというのは苦手だということを言う人もいますね。でも、大型もオートマチックもありますから、必ずしもそうではないと思うんですけれども。
近年はオートマチック車が多く、アクセルペダルとブレーキペダルの二つでありますし、クラッチがないことで、ドライブレンジに入っていればアクセルを踏むだけで思いっ切り加速して飛び出してしまうといったことになります。 こうしたブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故について、その構造上の対策が必要ではないかというふうに考えます。
私どもは、平成元年にオートマチック車について電磁波の調査をやりましたけれども、その時点では特段の影響がないという結果を得ておりますし、またこのショルダーホンにつきましても、国内の自動車メーカーの生産している車については影響がないというふうな調査結果も聞いております。
ただ、しかしながら、国に寄せられました不具合の情報のうちの今一番たくさん出ておりますオートマチック車、このオートマチック車の急発進の問題等々がございますので、これは特に必要と思われる不具合の情報につきましては、交通安全環境研究所というのがございます。
○洞政府参考人 先生御指摘のとおり、オートマチック車のクレーム情報というのは非常に多うございまして、各メーカー等から調査報告を受けておりますけれども、平成十二年度は約六百件ほどの報告を受けております。 それから、先生今提出されております、国土交通省に寄せられて、ホームページ上でふぐあい情報を公開しておりますけれども、平成十三年四月一日から十月三十一日までの七カ月間において四十一件ございます。
AT車、オートマチック車の暴走事故の問題を取り上げたいと思うんですが、今このオートマチック車の暴走事故というのはあちこちで起きております。 今皆さんのお手元にお配りしました自動車のふぐあい情報というのは、国土交通省がホームページとしてつくられて、そしてこの中で特にAT車の暴走事故について載せられているものなんですね。
しかしその後、二カ月後とかあるいは半年後に、ブレーキの摩耗というのは、特にオートマチック車というのはエンジンブレーキではないのでもうすぐブレーキです。そうなると摩耗が一層激しいということなので、高速道路なんかでブレーキの故障で事故があっては本当に大変だという問題なんかも指摘を受けております。
一つは、オートマチック車の免許の問題が総務庁から十八日ですか、勧告が出されていますね。今総務庁の勧告を見ますと、もうかなりの車がオートマチックになっておる。しかし、その運転免許の時間はわずかに四時間しかない、免許試験場のですね。これは実態に合わないんじゃないかと、なるほどなと思っておるんですが、これはどういうふうに対応なさっておるんですか。
そうして、これも先日から問題になっておりますが、「オートマチック車の限定免許の導入については、できるだけ早く実現すべきだ」、こういうこともこの中に触れています。これはきょうは問題点として提起をいたしません。ここに触れているという紹介です。「第二に、交通事故の「真因」を探るために事故の総合的な調査分析が必要だと、勧告は強調している。」私は最初そのために質問したのですね。問題はその次なんです。
○半田説明員 現在の教習制度ですと、マニュアル車とオートマチック車と両方運転できるように教習をするということで、二十七時間というその最低の時間数が決められておるわけでございます。 オートマチックにつきましては、御指摘のように四時間の教習時間を設けております。ただ、オートマチックに特有のいろいろな機能がございますので、これについて四時間で十分かどうかということについてはなお検討の余地がございます。
三点目は、今お話がございましたオートマチック車の運転免許制度の創設についての検討及び自動二輪車免許の段階的取得の制度化について検討、運転免許制度の見直しということでございます。 四点目は、交通事故の実態を踏まえた安全対策を講ずるためこれはぜひとも必要だと思いますが、交通事故の調査、分析の体制の充実強化ということでございます。
このAT車による事故ですけれども、これまでも欠陥車問題を初めとしてそういう関連でマスコミでも随分取り上げられましたけれども、こういう問題について政府がこれだけ本格的な調査を実施したのは初めてではないかと思いますけれども、この調査によりまして事故対策の対応策について、主にマニュアル車によって自動車教習が行われていることがオートマチック車の事故原因になっておる。
昨日の報道によりますと、総務庁は交通安全対策に関する実態調査をまとめて、その調査結果に基づきましてオートマチック車だけを対象にした運転免許制度の創設を内容とした勧告を警察庁などに行うということでございますけれども、総務庁の方からこの実態調査の目的、調査結果、勧告の概要について簡単に説明をお願いいたします。
○新井(彬)委員 AT車の欠陥というのが指摘されておるわけでございますが、この前も運輸省より、オートマチック車の急発進・急加速に関する試験調査の中間報告が出ております。今までの状況から見ますとドライバーの運転ミスというものも大分あったようでございますけれども、今免許の講習を行うときに、AT車についてもっと時間を長くした方がいいんじゃないかというようなことも大分言われておるわけでございます。
○清水(達夫)政府委員 お許しをいただきましたので、オートマチック車の急発進・急加速に関する試験調査の中間報告について御報告申し上げます。 オートマチック車の急発進・急加速問題については、昨年七月以来交通安全公害研究所において車両構造上の原因究明を行ってきたところでありますが、このほどその中間報告がまとめられましたので御報告いたします。
○近江委員長 この際、オートマチック車の急発進・急加速に関する試験調査の中間報告について運輸省当局より発言を求められておりますので、これを許します。運輸省地域交通局清水陸上技術安全部長。
それからオートマチック車の事故につきまして、私、前の運輸委員会でも早急なる措置、対応をお願いしたわけでございます。その後、大分勉強をしていただいたようでございますが、このオートマ車の事故対策について、その後の調査結果並びに対策をお話しいただければ幸いでございます。
オートマチック車のその後の対策状況でございますが、まず一つ、誤操作防止対策といたしまして、自動車工業会に対しまして何らかの装置を検討するように指示しておりましたところでございますが、昨年の十二月末にキー・インターロック付のシフトロック装置並びに後退警報装置というものを六十四年以内に装着する、こういう方針を決めておりまして、この装置はAT車の誤操作防止上相当の効果が期待できるものと考えております。
特に、オートマチック車の急発進、急加速問題につきましては、車両の構造、装置面での原因究明に努めるとともに、誤操作防止対策の早期実施に向け努力していくこととしております。 また、自動車事故被害者の救済対策につきましては、自動車損害賠償保障制度の適切な運用を図るほか、重度後遺障害者や交通遺児等に対する援護の充実を図ることとしております。 第二に、海上交通の安全対策であります。
特に、昨年はオートマチック車の急発進、急加速が社会問題となりましたが、このような事故が再発することを防止するため、原因究明に努め、必要な対策をとることとしております。また、監査等によりまして、自動車運送事業者の事故防止に努めることとしております。
関連する問題などについて、 防衛関係では、三宅島の夜間着陸訓練場建設計画、池子弾薬庫跡地利用、有事来援研究などについて、 農林水産関係では、農産物の輸入自由化、調査捕鯨などについて、 厚生関係では、国民健康保険及び退職者医療制度、脳死の判定と臓器移植などについて、 このほか、首相の政治姿勢、災害遺児育英制度の創設、補正予算と支出官レートのあり方、地方財政問題、地価高騰にかかわる諸問題、オートマチック車
オートマチック車は、乗っておられる方が多いと思うのですが、いつそういう事態になるかもしれぬという危険性を持っているわけですね。そうしますと、その事故だけでなくてその人の名誉にもかかわるということがあるわけで、そういう点で、中曽根前総理もそういう答弁をされたわけでありますが、今のような状況をお聞きになって、竹下総理のお考えを最後にお聞きしたいと思います。
ここ数年、AT車、オートマチック車、これが暴走するという問題ですね。急発進、急加速、こういうことがありまして、それによる事故が多発をしておるわけです。しかもこの暴走事故というのは、すべてのメーカーのすべての車種で発生しているというのが今の大問題だというふうに私は思っております。
○一井淳治君 オートマチック車の暴走事故の原因でございますけれども、端的な表現を使わせていただきますけれども、この実態は人為ミスなのか、それとも構造上の不良や欠陥が事故の原因となっているのか、その点はいかがでございましょうか。 といいますのは、最近オートマチックの車の事故がいろいろと話題になっておりますけれども、問題な点は事故の状況について再現ができない。
オートマチック車の急発進、急加速にかかわります事故などにつきましては、これまでのところ車両の構造、装置の欠陥が直接的に事故の原因となった事例は確認はされておりませんが、先ほど申し上げました急発進、急加速の事故及び苦情の事例の中には、例えば走行中にエンジンの回転数が上がって速度が上がるといったようなもののように、少数ではございますが運転者の誤操作だけでは説明のしにくい事例も認められます。
○一井淳治君 運輸省の方にまずお尋ね申し上げたいんですが、最近オートマチック車の急発進あるいは急加速、いわゆる暴走事故が多発しているようでございますけれども、新聞や雑誌の記事が最近は頻度もだんだんふえておりますし、記事も大きくなっていくというふうな状況がございますけれども、運輸省として、AT車の暴走事故に関して一番新しい統計数字で結構でございますが、どのように把握しておられるのか、まずお尋ね申し上げたいと
もう時間がございませんので、最後の時間、オートマチック車、AT車の問題について少し聞きたいと思います。 急発進の問題が社会的に大きな問題になっておることは御案内のとおりです。現在町を走っている車の三〇%以上がAT車、こういうように言われておるわけでして、便利さから、最近の登録台数は五〇%以上がAT車、こういうような状況でございます。
このような状態でございまして、私どもといたしましては、オートマチック車の問題が社会的に非常に重要である、こういうことにかんがみまして、その徹底した原因の究明と車両構造上の対策につきまして、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
次はオートマチック車の急発進、急加速の問題についてお伺いをしたいと思います。 きょうの新聞では、運輸省はトラブル発生原因を解明する実車走行うストの対象車種を拡大する、こういうような報道もあったようでございますけれども、こういう判断になってきた背景といいますか、既にこの問題の原因究明を始めておられるわけですが、今どういう状況にあるのか、伺っておきたいと思います。